第12回日本ヒト脳機能マッピング学会大会長ご挨拶

Brain Machine Interface へ向けて:2010年6月19日・20日:東京大学工学部先端知ビル5階武田ホールにて

大会長ご挨拶

この度、第12回日本ヒト脳機能マッピング学会年次学術集会を主催させていただく機会をいただきました。教室員一同にとりまして大変光栄なことであり、鋭意準備を進めております。

さて、今回はメインテーマに脳機能マッピングのBMIへの応用を掲げさせていただきました。脳機能計測の長足の進歩に伴って、ヒトの意志を感知し、外部に連携することが可能となりつつあります。この技術はBMIとして障害者の社会復帰にも直接つながる大変インパクトのある技術であると期待しております。本会でも、われわれの研究がその実現のためにいかに応用できるかを皆様と一緒に考えてゆきたいと思います。BMIに関連した講演やシンポジウムを多数企画いたしました。また、この話題に関した一般の演題も募集します。

会場は上野不忍池に程近い、閑静な東大のキャンパス内にあります。上野駅から15分程度の散歩コースです。皆様、奮ってのご参加をお待ちしております。

平成21年12月吉日自治医科大学脳神経外科 教授渡辺 英寿